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  • 執筆者の写真富山県連合代表

ご支援に感謝いたします

7月10日に行われた第26回参議院選挙の結果は、自民党や維新の会が議席を大幅に増やし、衆議院に続いて参議院でも改憲勢力が3分の2を超え、誠に残念な結果となりました。

私たち社民党はこの選挙を、コロナ禍による生活の困窮に加え、物価高や年金の切り下げによる国民のくらし破壊を尻目に、新自由主義政策を続ける岸田政権にNO!を突きつけると共に、防衛費の倍増や敵基地攻撃能力の保有、改憲と戦争国家化に進もうとする自公政権にNO!を突きつける極めて重要な選挙と位置付けてきました。また、社民党にとっては国政政党としての資格要件がかかった、まさに崖っぷちの選挙でもありました。

社民党は、比例代表に公認7名・推薦1名の8人を擁立し、選挙区では公認4名を擁立「がんこに平和、くらしが一番、戦争させない」をスローガンに、「得票率2%のクリアーに留まらず、比例得票240万票・4%で2名の当選」を目標に全力を挙げてきました。結果は、得票数1,258,501票・得票率2.37%となり政党要件を確保しました。しかし残念ながら2名の当選には届かず、1名の当選となり「福島みずほ」党首が5期目の当選を果たしました。

これは党の分裂を乗り越え「国会に社民党が必要」と、全党一丸となり闘ってきた結果であると共に、多くの支持者の皆さんが「社民党頑張れ」「改憲や戦争のできる国づくりを阻止してほしい」との大きな期待の現われでもあると考えております。

岸田首相は11日記者会見で、選挙中に銃撃され死亡した安倍元首相が強い意欲を示していた改憲について「思いを受け継ぎ、果たせなかった難題に取り組んでいく」と、改憲を実現する考えを強調しました。

そして、改憲や拉致問題解決は安倍氏が特に情熱を傾けてきたと指摘し、「9条改憲を含む党の改憲4項目は喫緊の課題」として、「秋の臨時国会では与野党で一層活発な議論が行われることを強く期待する」と述べています。

国政政党として踏みとどまった私たち社民党は、広範な市民の皆さまや労働者の皆さまと手を携え、「戦争する国づくり」や「競争と自己責任の弱肉強食社会」ではなく、「いのちと暮らしを守る政治」の前進と、「希望ある社会の実現」に向け、力を合わせて頑張り抜く決意です。

終わりに、参議院選挙で寄せられた皆さまのご厚情に熱く感謝を申し上げ、御礼といたします。

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