2月24日、オールとやま県民連合主催の「未来をひらく政治を展望するー富山から政治を変える~くらしと軍拡~」という公開フォーラムが県民会館にて開催され、約70名が参加しました。
政党からはパネリストとして、社民党県連合代表の島村進さん、共産党県委員会書記長の坂本洋史さんが参加、コーディネーターの野徳賢司さんから「自民党による軍拡の流れ」、広瀬妙子さんからは「市民生活と政府予算案をめぐって」との問題提起があり、そして会場からは多くの発言がありました。
「物価高の中、年金では生活できない。一人暮らしの老人や特に女性は厳しい。最低補償年金制度の確立を」、「農家だが有機米づくりをしているが農業では生計を立てられない。再生産できる農業を」、「非正規で働いているが、こんな制度を作った人を一生恨む。誰も望んで非正規になっていないし、正規も非正規も生活費は同じだ」、「医療・病院がつぶれる時代だ。ヘルパーは足りないし皆んな高齢、介護報酬下げてる場合じゃない。高額療養費問題も許せない」等々生活の中からの悲痛な訴えが数多く出されました。
島村代表からは、2025年度政府予算案の問題点と課題について提起され、第217回通常国会の課題は「熟議の国会」の中で、これまで通らなかった法案をしっかり通す事、①選択的夫婦別姓②企業団体献金の禁止③福祉では高額療養費の負担増を止める④少なくとも、立憲野党は軍拡予算を認めない事が重要だ。しっかり注視しましょう。とまとめの発言がありました。

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